重要なお知らせ

TOMODACHI 日本アムウェイ財団 東北ミライリーダー・プログラム
岩手県陸前高田市の高校生が、米国研修で自分たちのまちの魅力を再発見

一般財団法人 日本アムウェイ財団(東京都渋谷区宇田川町7-1、代表理事:池部 カンナ)は、第二回「TOMODACHI日本アムウェイ財団 東北ミライリーダー・プログラム」を実施しました。

TOMODACHI日本アムウェイ財団 東北ミライリーダー・プログラム実施

当プログラムは、日本アムウェイ財団が取り組む『東北復興支援プロジェクトRemember HOPE』の一環で、観光分野に特化した東北地方の次世代のリーダーの育成を目指したプログラムです。
2019年に宮城県南三陸町の高校生を対象にした第一回目に継ぎ、今回の第二回目は岩手県陸前高田市の高校生16名を対象に、事前研修・渡米研修・事後研修・発表会の4部構成で約7カ月間実施しました。

事前研修で陸前高田市の観光交流人口の現状や取り組みや課題に触れた高校生たちは、2024年3月24日(日)から2024年4月3日(水)の米国研修に参加し、観光、ホスピタリティ、活性化を目指すまちのさまざまな活動やリーダーシップについて学びました。

ニューヨーク市マンハッタンでは、国立911メモリアル・ミュージアム、高架跡地を再開発した空中庭園であるハイラインを訪れ、まちがどのように苦難を乗り越え、歴史を継承しながら活気あるまちへと前進をしているか目の当たりにしました。
ブルックリン西部の非営利団体レッドフックイニシアチブを訪れ、ハリケーン被害の影響と支援、復興に向けた災害についての知識や経験を地域住民と習得し続ける活動について学びました。

さらにワシントンD.C.では、食を通して貧困と闘うD.C.セントラルキッチンを訪問し、就労トレーニングプログラムを通したリーダーシップを学びました。また、4日間のホームステイでは生活を通して実際に異文化や生活習慣に触れました。
米国研修最終日は、自らの学びを英語でプレゼンテーションを行い、参加者からは、「研修を通して学んだことは共存です。これからの日本にとって大切な価値観であると考えています。人々がお互いに学び合い、成長できる機会を作っていきたいと思っています。この経験は一生の宝物です」というコメントがありました。

国立911メモリアル・ミュージアム

国立911メモリアル・ミュージアム

非営利団体レッドフックイニシアチブ

非営利団体レッドフックイニシアチブ

帰国後の事後研修では、「ロジックモデル」の手法を用いて、ディスカッションを重ねながら7カ月の研修の学びをもとにプランを真剣に纏めていきました。

プログラムの締めくくりとなる2024年7月15日(祝・月)に行われた報告会では、アメリカで多くの発見と深い学びを得た学生たちが、グループ毎に観光や交流を通した地域活性化プランを発表しました。

プログラム実施の様子
プログラム実施の様子

コミュニケーション、チームワーク、論理的思考、プレゼンテーションなどのリーダーシップを使いながら考案したプランは、自分たちの住むまちがより良くなるよう主体性を持って関わることができるもので、参加した高校生からは「自ら関わりたいと思ってプランしました。人とのつながりを大切に、今後もまちの為にもっと関わっていきたいです」という熱い思いが語られました。

佐々木拓 市長

岩手県陸前高田 佐々木拓 市長からは、「まちの魅力を再発見し、大人が見逃すような視点でアイディアが出されました。皆さまの可能性を信じ、期待をしています」とコメントがありました。

公益財団法人 日米カウンシル-ジャパン 池野昌宏 事務局長は「次世代リーダー育成に対する皆さまの共通の価値観とご協力で、本プログラムを実現することができました。異文化体験を通じて、新しい視点や価値観を身につけたことは、これからの人生において大きな財産となるでしょう」と語りました。

池野昌宏 事務局長
イリーナ・メンシコヴァ社長

日本アムウェイ財団 評議員会長 兼 日本アムウェイ合同会社 イリーナ・メンシコヴァ社長は、自身が大切にしているグロース・マインドセットに触れ、「Love to Learn, Live to Serve, Lead with Heart(学ぶことを愛し、人に尽くし、心に忠実に行動する)ことを大切にし、今後も地域に貢献してください」と高校生たちに今後の期待を寄せました。

■「TOMODACHI 日本アムウェイ財団 東北ミライリーダー・プログラム」

主催:公益財団法⼈ ⽶⽇カウンシルージャパン TOMODACHIイニシアチブ
協賛:⼀般財団法⼈ ⽇本アムウェイ財団
協⼒:岩手県 陸前⾼⽥市
現地コーディネーター:一般社団法人 トナリノ、米国非営利団体 ローラシアン協会

■「⼀般財団法⼈ ⽇本アムウェイ財団」の概要

東日本大震災の被災地復興支援のため、2012年に日本アムウェイ合同会社が『Remember HOPEプロジェクト』を開始。2013年に透明性の高い長期支援のため「一般財団法人 日本アムウェイ財団」を設立。これまでに被災3県(岩手、宮城、福島)に7棟のコミュニティハウスを建設。2022年9月より、新たな子どもの貧困支援『Tomorrow HOPEプロジェクト』を実施している。
所在地︓東京都渋⾕区宇⽥川町7-1(⽇本アムウェイ合同会社内)
設⽴⽇︓2013年10⽉1⽇
代表理事︓池部カンナ
活動内容︓1.東北復興支援:東日本大震災の東北被災地3県へのコミュニティハウス建設および地域交流活動 2.こどもの貧困支援:国内で経済的支援を必要とする児童・若者に対する心身の健康支援および教育支援

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